今年も栗のシーズンがやってきます!しかし…

皮を剥くのはたいへん!手が切れちゃうこともあるし
我が家は毎年9月に栗拾いへ行くのが恒例行事なんですが、だいたい3キロ前後持ち帰ります!
拾った栗は美味しくするため9月いっぱいはチルドで寝かし、10月になると夜な夜な栗の皮むきをやっております。
この記事では、栗の皮むきをなるべく簡単で楽しくやる方法と、保存方法と調理方法も少しだけ紹介しておきます。
栗を拾ったら(もらったら・買ったら)まずは寝かそう
栗は冷温保存すると甘みが増します。常温保存すると虫がアレなのでチルドがおすすめ。


よく洗って一晩水につけて、ざるで乾かしたあと1個ずつキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
ビニール袋にキッチンペーパーを敷いて栗を入れて軽く口をねじり(ゆるく閉めるだけ)、冷蔵庫のチルド室で保存します。
このときビニール袋には「1回にむける分量」ずつで小分けにすると良いです。300gくらいなら1時間あればむけるかと思います。
1ヶ月くらいおいてても腐ったり虫がアレしたりはしませんが、湿気があるままだと、カビたり痛みます。
たまにチェックして、ペーパーが湿っていたら乾いたものに交換して、栗の水気もふきとって、1週間~2週間放置します。
栗の皮むき器は絶対に栗くり坊主を買おう
寝かしている間に、栗の皮むき器を買っておきます。
おすすめはこのタイプです。
ちょっと高いな…と思うなら、こちらがもう少し安価です(鉄製だからサビに注意ですが、替刃もあるので長く使えます)。
これは3年使ったあとの写真です。(このあと鉄のタイプに買い替えましたが)
茶色は栗の渋で洗っても落ちないです、ハイター使ったら薄くなるでしょうが、ハイターは樹脂部分はOKでもステンレスはNGなので。刃が錆びるかもしれません。





ここ10年、栗くり坊主で30kg以上の栗をむいてますね!ないと無理
栗の皮むき器「栗くり坊主」の使い方
ハサミタイプなので、誰でも使えます。5個もむいたら慣れます!
ただし最初は切れ味がカミソリ以上でドン引きするくらい切れますので、扱いに注意してください。
使い方はこちら、諏訪田製作所の公式動画をご覧ください。
生栗のように固いものをむくのに器具のすべてをチューニングしてあるんだと思います。茹でた栗だとうまくむけません。
渋皮を残すのも、全部むくのも、どちらも上手にできます。


これは渋皮煮をしようと思って、渋皮を残してむいたときの写真です。(夜にスマホで撮ったので画質が悪くてすみません)
栗むき器を買うメリット
「そんなに栗食べないのに、わざわざ買うの?」と思いますが、1個あれば数年使えますし、包丁とは比べ物にならないほど時間も体にかかる負担も少ないです。
栗の皮むきは、慣れないうちは包丁だと1個に2~3分かかります。スーパーで500円で買った300gくらいの栗をむくのに1時間とかかかる上に、包丁はあぶないから集中して皮むかないと手が切れてしまう。
ところが栗くり坊主を使うと!なんとテレビとか動画とか見ながら作業する余裕があるんです~!
皮をむいた栗の保存方法
渋皮を残してむいたなら渋皮煮一択という感じですが、全部皮をむいたなら、おすすめは冷凍です。
皮をむいた栗は保存がききません。でも冷凍なら正月くらいまで楽しめます(2ヶ月超えると味は落ちますが、冷凍庫の性能や保存状態によっては半年くらい大丈夫)。
キッチンペーパーで水気を1個ずつ拭き取って、ジップロックに小分けして冷凍します。栗ご飯1回分(2合なら15個くらい)ずつ袋に入れると、使うとき便利です。
お菓子作りをする人は、砂糖で煮てマロングラッセにして瓶詰め保存したり、マロングラッセをミキサーでペーストにして冷凍しておいたり(クッキー生地や、クリームに)。
まとめ
実は我が家にはまだ300gくらい栗がのこっていて、それはかなり大きなサイズのものなんですよね。渋皮煮にしようと思ってます!(今年2回目)
おすそ分けしたくても、そのままの栗だと遠慮されてしまうので、私の場合は友達には皮をむいて栗ご飯1回分をジップロックに入れてあげたり、実家・義実家には渋皮煮を作ってから持っていってます!
栗くり坊主があれば、安全に早くむけますので、栗をいただいたり拾ったらぜひ購入してください。


