※こちらは2018年の旅行記になります。最新情報は各オフィシャルサイトでご確認ください。
瀬戸内海に浮かぶ島のひとつ「大三島」にある伯方の塩大三島工場は、一般人の子連れ家族でも見学OK、土日も開催している、ちょっとした観光地なんです。
工場見学って、行きたくても幼稚園児お断りだったりしてまだ家族ででかけたことはない我が家ですが、こちらは園児も乳児もOK。
ということで、伯方の塩工場で工場見学デビューしたのでレポートしますね!
伯方の塩とは??
まず最初に、伯方の塩について。
若いみなさんはご存知ないかもですが、日本では昔「塩専売制度」というのがあって、簡単にいうと塩って専売公社でつくられた食塩1種類しか売ってなかったんです。
しかも、タバコと同じように、塩を売って良いお店でしか買えなかった。
そんな中、公社の食塩の製造方法である、電気で海水から塩化ナトリウムを取り出す方法に疑問をもつ消費者の署名活動や反対運動の成果があり、公社が許可している原塩ににがりを加えて、自然塩に近い塩を販売することに成功したのが「赤穂の塩」と「伯方の塩」なんです。
今、塩なんて専門店があるほど選び放題なんですが、つい最近まで日本には食塩か赤穂の塩、伯方の塩しかなかったんですよ。びっくりですよね。
伯方の塩工場の場所とアクセス方法
伯方の塩の工場見学ができるのは、瀬戸内海にうかぶ島「大三島」にある伯方の塩大三島工場になります。
大三島へのルートは、大三島.netに詳細が載っています。
大三島についたら、しまなみ海道「大三島IC」からは車で15分くらいです。
詳細な行き方は伯方の塩公式サイトに写真付きでルートが詳しく載っています。自転車でも行けます。
https://www.hakatanoshio.co.jp/factory/access.html
工場見学の受付方法
工場に入ると、受付がありますので人数を伝えれば見学できます。
10名以上で見学する場合は事前に団体見学お申込みが必要になりますが、個人なら直接行けば大丈夫です。
- 料金…無料(駐車場、駐輪場も無料)
- 年齢制限…なし(乳幼児OK)
- 見学受付…9時~15時半(見学は16時まで、12時~12時50分は昼休憩)
- 見学可能日…年末年始とメンテナンス日を除いた日は見学OK、念のため見学カレンダーをチェックしてから行くこと
受付で伯方の塩のお土産がもらえます
受付すると工場見学ができます。大人の人数分、お土産がもらえます。
伯方の塩3種類(粗塩、焼塩、大粒)の試供品と、レシピ集です。豪華!!
レシピは梅干しや浅漬などの漬物や、サラダなど。塩の種類にあったものが紹介されています。
見学は2階、順路に沿って(説明アナウンスあり)
見学は2階です。入口/出口が一緒になっていて、まず通路を一番奥まで歩いていって、順番に入口の方へ戻ってくるという道順になっていました。
階段にちどりが…!かわいい
内部は写真撮影NGだったので写真はありません。
各見学ポイントに、説明の看板や、手で触れる塩がおいてあったり、機械の中の映像をモニタで確認できたり、ボタンを押すと音声での設備・工程説明のアナウンスが流れるなど工夫されていました。
各所にある塩の山は圧巻ですし、袋詰してる工程とか面白いので幼児でも楽しく見学していました。
伯方の塩ソフトクリームと塩コーヒーの販売あり
工場の1階では、伯方の塩ソフトクリームと塩コーヒーが販売されていました。
ソフトクリームは300円、塩コーヒーは200円。タイミングよかったら芋けんぴがあるのかも…(行った日はなかった)。
ソフトクリームは少し緑色で、しまなみ海道のPAや道の駅で食べられるソフトクリームとほとんどかわらないんだけど、上から塩(フルール・ド・セル)をババッとかけてもらえます。※塩はセルフおかわりできる
売店で買えるお土産は塩とオリジナルグッズ多数
はいってすぐのところは、まあまあ立派なお土産売り場がありました。
伯方の塩はもちろん、コラボ商品や、伯方の塩をつかった食品、お菓子、伯方の塩のオリジナルグッズなどがありました。
塩は安価なので、ばらまき用のお土産に大量買いしてもいいな~って思いました(ただし重い)。
ゆるキャラのバリィさん、みきゃんとのコラボ商品も色々ありました。
お土産におすすめなのは、みきゃんの粗塩かな~。なんせ安い、140円。若い娘さんへのお土産だったらバスソルトにしたり、スクラブにもできるよって渡せばいいかも。
お土産用の小分け袋が超絶かわいかったので、もっともらえばよかったと後悔…。実家用と義実家用で2枚しかもらわなかったけど、自分で使おうっと…。
まとめ
所要時間は30分くらいでしたが、大人も子供も楽しめました。
実は、工場の外に、もうひとつ見学できる塩田があったのですが、そちらにはよらずに帰りました。時間があれば立ち寄りたかったです…。
本州広島(尾道)側からは30分程度、四国(愛媛)側からも30分程度で着く「大三島」は、工場のほかにも神社や海水浴場、食事処などの立ち寄りスポットもあります。
瀬戸内海の島巡りの途中に大三島で工場見学!意外と楽しいですよ~。